2011年5月15日日曜日

自信と気負い

最近、納得できる仕事ができていない。結果に満足できない。自分の能力に落胆する。

昔はそんなはずじゃなかったのに、もうちょっと頭良かったと思うのに。

そんな負の感情を負うことが多くなった。

でも、よく考えると昔もそうだったんじゃないかな、って。ただ、こういう壁みたいなものにぶち当たらなかっただけで、退化はしていないと思う。もちろん、使わなかった分、キレは悪くなっていると思うけど。

だいたいこうやって自分の頭の悪さを嘆くときは睡眠不足でそもそも頭の回転が悪い時が多いよね。注意深く聞こうにも集中力が足りず、理解ができない。理解出来ていないからまともな返答や質問もできない。

今回は、採用での面談。 学生に質問をして、学生の課題を浮き上がらせてあげなければいけないのに、聞こうにも理解できないから学生が言ったことを質問しているし、質問の回答を深彫りすることもできない。必要最小限の具体化もできない有様。最後には学生に補足説明までされてるし。

さすがにそれはひどいでしょう。と思っても、どうにもならない。となるとさらに焦る。余計に頭が回らない。負のスパイラル。

はぁ。

ちゃんとできたとき、少なくとも自分で納得できたときは、自信持ってやれていたとき。準備をして、努力を重ねて、「本来の実力を発揮すればできる」と思える状態。下手に気負って「やるぞ」とか「うまくやろう」とか思ったりせずに自然体で臨めるとき。

競泳をやっていたときは、そういう環境下でハイパフォーマンスを発揮できた。というか、スペックどおりの結果というべきかな。練習してつけた実力をちゃんと結果として残る感じ。実力自体が上がっている分、ハイパフォーマンスとなるわけだ。

気負って、やってきたこと以上をとか、色気を出したりすると、それがプレッシャーとなり、自分の思考や身体のしなやかさ、柔軟さを殺して、十分な結果が出ない。

今回は、明らかに頭が重くて、それは寝ていないせいなのだけど、理解力が普段の半分とか3分の1に落ちている気がした。その上久々に学生と話すということで、勝手がつかめていなくて不安・心配だった。それでも、次にちゃんと報告できるように、学生のいいところを引き出すんだなんて気負ったものだから、いよいよ追い詰められる。

典型的な、結果が出ないパターン。競泳なら100でベスト+2秒レベル。もう、どん底まで突き落とされて、自分はダメなやつだと貶める感じ。

そもそも、コミュニケーション力、特に相手の話を引き出す系、広げる系の話の組み立てが苦手な自分が、わざわざ不利な環境を作って自爆した、そんな整理。

相手の話に興味を持っていないから、引き出せないんだよとか言われるけど、それはそのとおり。これは直さなければならないところだけど、 今回はそれ以前の問題。

今も頭は重たい。きっとひどい文章でのエントリーだ。でも、今書かないときっとまた同じ過ちを犯して、後悔する。

ちゃんと結果を残したいときは、

◯まず、ちゃんと睡眠をとる。
◯準備(シミュレーション)をする。
◯気負わず、自然体で。

これができれば、自信持って臨めるよね。

2011年4月17日日曜日

さんざん待たされた品が届いたよ。

やっとMZK-MF300Nが届きました。正確には昨日の時点ではすでに手元にあったのだけど、親知らずを処置して、思考回路がギリギリだったので、そっちのブログを書いただけで力尽きてしまった。





では、レビューを書いていきましょう。

まず、開けたときの感想は、予想以上に小さい!です。

最近気づいたことではあるのだけど、ECでの一番の問題点はディスプレーで見たときと、現物とのギャップが意外と大きいこと。特にサイズと色はなかなか一致しにくい。色は、ディスプレー環境によってかなり差異が大きいと思うので、複数のサイトを巡らないとイメージが一致しないかもね。


サイズは寸法で絶対的に提示したり、他のモノと対比して相対的に提示したりするけれど、実際に見てみると違和感が出てしまう。その点一回リアル店舗で見てみるのいいのだけど。このへんにビジネスチャンスがありそう。

で、一応このエントリーでも写真をアップしてみます。まずは鳥瞰図的に。


次は背部。この方向からはメーカーサイトでは絵だけ載っていて写真はなかったのでちょっとは参考になるかな?


そして相対的なサイズ認識のためにまずは、ロディアの11番の上に載っけてみる。この写真だと、横幅は11番よりも若干大きく視えるが、それは遠近法の問題で、実際はほぼいっしょ。縦幅は半分より1cmくらい大きいといったところか。ロディア11番を持っている人は1枚破って半分に折って、そこから2目盛分ずらしてみるといいかもしれない。


そして実際に握ってみる。厚みがあるため、iPhoneを握ったときと周囲の長さは同じくらい。


やっぱ分かりにくいかも…。なんとなく小さいんだよということが伝わればいいけど。

重さは…伝えにくい。ずっしりはしてないけど、中身がスカスカで何も入っていないようには感じない程度。

では、次は使用感。箱を開けたら、本体、取説が何枚かと、DCアダプター、LANケーブルが入っていて、すぐにでも使用できる感じ。早速電源をつないで、LANをつないで、本体裏のシールに記載してあるとおりにSSIDを探し、パスワードを打ってネットにつなごうとする。

エラー。

今度はPINコードを打ってみる。

エラー。

仕方なく、取説をみると暗号キーは別のであることが判明。それも単純なコード。すぐに打って接続する。今度は成功。

11nに対応しているだけあって、早い早い。機能的には満足いくものでした。

続いてすることといったら、この危険な暗号キーを変更することと、初期設定で作られていた2つのSSIDのうち片方を不能にさせること。と思ってルーターに接続しようと思って、今度は取説通りにMacからブラウザのアドレスバーにmf.setupを入れてみたがここでもエラー。

ちゃんと調べてないけど、Macだとルーターがネットにつながった状態だとルーターにアクセスできないのかな?PC時代は普通にできたことができないとちょっと焦る。

ということで、LANだけ本体から引っこ抜いて再接続を試みると、今度はちゃんとつながった。この時点で暗号も変えられたし、SSIDもひとつにできたし、おまけにWPSボタンを不能にさせておいた。いくら出っ張っていないからといっても、不意に押されると不快なのでここは不能にさせておいて、暗号キーはハンドでインプットしたほうがいい。

一旦本機の設定を終えられたので、その後は今後使うであろうガジェット(iPhone、iPad、Eye-Fi)の設定を。Eye-Fiも普通に認識してくれたようだ。これで旅先でも有線LANがあるホテルあらば、デジカメで撮った写真をすぐにFlickrにアップできる。

速度面については自分でさらにiPhoneのアプリ(Speedtest)を使って測ってみた。ちなみに家の環境は光プレミアムでマンションタイプ、プロバイダーはSo-net。

5回測ったら、下りは安定しなかったが、平均10Mb/sは出てた。(最低は5.5Mb/sとかで、最高は14.5Mb/sとか)上りはずっと安定していて0.23Mb/sくらい。ちなみにうちのI-Oのルータで測ると安定感では上回ったけど、速度は若干早いかなといった程度で、大きく変わるものではなかった。(上りってこんなに遅いもんなのかな?ちょっと意外)ちっちゃいけど、ちゃんと仕事ができるコのようで安心しました。

最後に、デメリットの問題。まず1点目の有線LANのポートがない件に付いては、無線がここまで安定しているので、なくてもなんの不便さも感じない。そもそも自分のデジタルガジェットの中で、イーサネットを装備しているものってないんだった(笑)あ、AppleTVはそうだけど、あれは無線でもいけるし、そもそも持ち歩かない。ってことで、解決。

二つ目の電源問題。このガジェットはMicroUSB給電ではなくDCケーブルでの給電。しかもPSPとかで使われている規格ではなく、それよりも小さい特殊な規格。それが唯一の欠点といったところか。

自分としては、どうしてもDCアダプターは持ち歩きたくなかったので、仕方無しに純正のUSB給電ケーブルを購入。価格1000円。本体に対して高すぎるが、規格がわからない以上これを買うしかない。

これを使えばUSB充電器からはもちろんMBAからも給電ができるようになった。ケーブルの長さが35cm位と短い気もするが、その分LANケーブルを長めの持てば良いと思う。そもそも、ホテルでは電源とLANポートは同じところについていると思うし。

一応、実寸を測ってみたので、純正は高すぎると思う人は自己責任で別のを使ってみてください。(外径φ3.5mm、内径φ1.1mmだと思う。内径φ1.3mmでは大きいと思うが、そこまで正確に測る術を持っていないので、両方書いてみた。)

とまぁ、懸案のケーブルをまとめて購入してしまったので、持ち歩くケーブルが1種類増えたくらいで目立った欠点はないです。むしろ最強の品。

後はMZK-RP150Nを買うかどうかって話になるけど、これがMZK-MF300Nに勝てる要素としては自分の用法では大きさだけ。速度がどれほど出るのかわからないけど、MZK-MF300Nの完成度が期待以上だったので、今Amazonに注文しているのは再再々度キャンセルが必要かも。大きさもねぇ、移動中はポケットに入れるわけではなく、バッグの中だし、部屋では常時接続だろうから、そこまで重要視する必要もないか。

コンバータモードについては今回は検証できませんでした。プリンタはすでにAirplayでMBAとつながっているからわざわざ直す必要はないし、テレビやPS3はもともと持ってないので。 引っ越してもっと広い家に住んだなら使うときもくるでしょう。

結論:ネットをやる人ならMZK-MF300Nは1台持っておけ。持ってて後悔することはない。

ちなみに、Amazonで買う人はMZK-MF300Nではなく、FFP-PKR01をオススメします。箱が簡素になるだけで300円安くなるなら、安いほうがいいに決まってます。

2011年4月16日土曜日

一本切除。

親知らずを抜いてきました。あれは抜くというよりも切除のほうがあってると思う。

行ったらすぐに麻酔をされ、さらに待つこと10分。さあ、抜歯の開始。

といっても、作業の内容は一切わからず。抜歯中は鼻と口だけが開いている布を顔にかけられており、どんな器具で歯茎を切り、親知らず割り、歯根を抜き取ったのか全く見えなかった。

麻酔がちゃんと効いてたから、抜歯中は当然痛くもなく、音や振動、臭いくらいしか感覚としては伝わってこなかった。

最初は歯茎を切るために、「サクッ」って音がしたのがわかった。親知らずを抜くのにホントに切開するんだーなんて思ったり。

続いて入ってきた情報は、ウィーンという機械音と歯の焦げた臭い。これで歯を2つ、3つに割って徐々に抜いていくんだなとわかった。

しばらく歯の分解と切った歯の除去が進められていた。体にはずーっと力が入りっぱなしだったのがわかって、やっぱ緊張はしてたのね。って客観的に自分を見てみてちょっと面白かった。

そしていよいよ歯根を引きぬく作業に。ミシミシという音は殆ど聞こえなかったけど、 それ以上に精神的に辛かったのは、親知らずに吹きかけているであろう水の量。あまりにも大量で、かつ吸収も追いついていなくて、水しぶきが顔あたりに飛んで来るのがわかる。喉に水が溜まって呼吸ができなくなって苦しい苦しい。

それでも、案外簡単に抜けたのかな。最後に歯茎の縫い合わせを始める。どうやら縫っている最中に糸の行方がわからなくなったようで、医者と衛生士の二人で空気の吸着を使いながら探している。

まぁここまで来たらちょっとくらい時間がかかってもいいかとほんの少し穏やかな気持ちになった。

気にしていた、口と鼻の開通については、横になっていた抜歯作業中は水も入ることがなくて、大丈夫だったんだなと思ったいた。

 でも、起き上がって口をゆすごうとしたときに異変に気づく。口をつぐんで、口の中の空間を開けたり絞ったりすると何故か鼻から空気が漏れる。鼻をつまんで耳抜きの要領で鼻から息を出そうとすると口から空気が漏れる。

と、いうことは。。。鼻と口がつながった?

口の中をどれだけゆすいでも鼻のほうには水はいっていないみたい。なのでそこまでの大きな穴ではないらしい。でも、空気は抜けてしまうくらいの小さな穴は開いていると。

鼻と口がつながるのは上の親知らずを抜くとたまに起こるらしい。鼻と口は骨で仕切られてはいるけれど、たまに親知らずがその骨の代わりをしている(つまり、栓の役割をはたしている)ことがあって、親知らずを抜いてしまうと穴が開いてしまうという。

でも、鼻と口がつながったからといって別段問題はないみたい。その穴は最終的に歯肉が塞いでくれるようになるらしい。抜いてまだ肉が塞いでいない今の状況下では、蓄膿症みたいに鼻がズルズルする感じはあるけれど、それも1,2週間だけのようだし。

ただ、鼻をかもうとすると、口に空気が逃げて、せっかく穴を塞いでいた血の塊まで取れて回復が遅くなってしまうということでそれだけは注意された。

あと、抜いた歯を見せてもらった。血まみれで、惨劇のようだった。親知らずにしては珍しかったようだけど、歯根が3本ある歯だったらしい。もうちょっとまともな方向に生えていてくれたら、代わりに7番を抜いて親知らずを残す手もあっただろうに。

歯を抜いたら血行がよくなるようなことはやってはいけないということなので、帰りのチャリはゆっくりチンタラ走って寮に向かう。口の中が血でネバネバしてとても気持ち悪いが、痛くてどうしようもないというほどではなく、鈍痛が不快に感じるくらい。

とはいえ、やっぱり疲れちゃたのでそのままご就寝。意外にも爆睡できるものらしく、軽く6時間近く寝てた。

あまりにアホ顔だったのか、寝起きの枕を見たら、赤いシミが。口を開けて寝てたので血液混じりのヨダレが垂れてた。なんか残念。

痛み止めも飲みたいから、夕飯を食べに行くけど、こういう日に限っておかずが酢の物だったり、魚だったり、味噌田楽だったりと、口に刺激が行くようなものばっかりなんだよね。無傷の左側だけでいたわりながらの食事だったので、ストレスはたまるし、思ったほどご飯が食べられないし。イライライライラ。

今後の予定は、明日消毒をしてもらいに行って、1週間後に抜糸。そして右下の親知らずも状況を見つつ抜かないと。あと、今回抜いた上の歯の横の歯は、歯並びが悪かったせいで十分歯磨き出来ていなかったので、虫歯ができていたみたい。これの処置も必要ということで、しばらく歯医者通いが続きそうだね。