2011年4月17日日曜日

さんざん待たされた品が届いたよ。

やっとMZK-MF300Nが届きました。正確には昨日の時点ではすでに手元にあったのだけど、親知らずを処置して、思考回路がギリギリだったので、そっちのブログを書いただけで力尽きてしまった。





では、レビューを書いていきましょう。

まず、開けたときの感想は、予想以上に小さい!です。

最近気づいたことではあるのだけど、ECでの一番の問題点はディスプレーで見たときと、現物とのギャップが意外と大きいこと。特にサイズと色はなかなか一致しにくい。色は、ディスプレー環境によってかなり差異が大きいと思うので、複数のサイトを巡らないとイメージが一致しないかもね。


サイズは寸法で絶対的に提示したり、他のモノと対比して相対的に提示したりするけれど、実際に見てみると違和感が出てしまう。その点一回リアル店舗で見てみるのいいのだけど。このへんにビジネスチャンスがありそう。

で、一応このエントリーでも写真をアップしてみます。まずは鳥瞰図的に。


次は背部。この方向からはメーカーサイトでは絵だけ載っていて写真はなかったのでちょっとは参考になるかな?


そして相対的なサイズ認識のためにまずは、ロディアの11番の上に載っけてみる。この写真だと、横幅は11番よりも若干大きく視えるが、それは遠近法の問題で、実際はほぼいっしょ。縦幅は半分より1cmくらい大きいといったところか。ロディア11番を持っている人は1枚破って半分に折って、そこから2目盛分ずらしてみるといいかもしれない。


そして実際に握ってみる。厚みがあるため、iPhoneを握ったときと周囲の長さは同じくらい。


やっぱ分かりにくいかも…。なんとなく小さいんだよということが伝わればいいけど。

重さは…伝えにくい。ずっしりはしてないけど、中身がスカスカで何も入っていないようには感じない程度。

では、次は使用感。箱を開けたら、本体、取説が何枚かと、DCアダプター、LANケーブルが入っていて、すぐにでも使用できる感じ。早速電源をつないで、LANをつないで、本体裏のシールに記載してあるとおりにSSIDを探し、パスワードを打ってネットにつなごうとする。

エラー。

今度はPINコードを打ってみる。

エラー。

仕方なく、取説をみると暗号キーは別のであることが判明。それも単純なコード。すぐに打って接続する。今度は成功。

11nに対応しているだけあって、早い早い。機能的には満足いくものでした。

続いてすることといったら、この危険な暗号キーを変更することと、初期設定で作られていた2つのSSIDのうち片方を不能にさせること。と思ってルーターに接続しようと思って、今度は取説通りにMacからブラウザのアドレスバーにmf.setupを入れてみたがここでもエラー。

ちゃんと調べてないけど、Macだとルーターがネットにつながった状態だとルーターにアクセスできないのかな?PC時代は普通にできたことができないとちょっと焦る。

ということで、LANだけ本体から引っこ抜いて再接続を試みると、今度はちゃんとつながった。この時点で暗号も変えられたし、SSIDもひとつにできたし、おまけにWPSボタンを不能にさせておいた。いくら出っ張っていないからといっても、不意に押されると不快なのでここは不能にさせておいて、暗号キーはハンドでインプットしたほうがいい。

一旦本機の設定を終えられたので、その後は今後使うであろうガジェット(iPhone、iPad、Eye-Fi)の設定を。Eye-Fiも普通に認識してくれたようだ。これで旅先でも有線LANがあるホテルあらば、デジカメで撮った写真をすぐにFlickrにアップできる。

速度面については自分でさらにiPhoneのアプリ(Speedtest)を使って測ってみた。ちなみに家の環境は光プレミアムでマンションタイプ、プロバイダーはSo-net。

5回測ったら、下りは安定しなかったが、平均10Mb/sは出てた。(最低は5.5Mb/sとかで、最高は14.5Mb/sとか)上りはずっと安定していて0.23Mb/sくらい。ちなみにうちのI-Oのルータで測ると安定感では上回ったけど、速度は若干早いかなといった程度で、大きく変わるものではなかった。(上りってこんなに遅いもんなのかな?ちょっと意外)ちっちゃいけど、ちゃんと仕事ができるコのようで安心しました。

最後に、デメリットの問題。まず1点目の有線LANのポートがない件に付いては、無線がここまで安定しているので、なくてもなんの不便さも感じない。そもそも自分のデジタルガジェットの中で、イーサネットを装備しているものってないんだった(笑)あ、AppleTVはそうだけど、あれは無線でもいけるし、そもそも持ち歩かない。ってことで、解決。

二つ目の電源問題。このガジェットはMicroUSB給電ではなくDCケーブルでの給電。しかもPSPとかで使われている規格ではなく、それよりも小さい特殊な規格。それが唯一の欠点といったところか。

自分としては、どうしてもDCアダプターは持ち歩きたくなかったので、仕方無しに純正のUSB給電ケーブルを購入。価格1000円。本体に対して高すぎるが、規格がわからない以上これを買うしかない。

これを使えばUSB充電器からはもちろんMBAからも給電ができるようになった。ケーブルの長さが35cm位と短い気もするが、その分LANケーブルを長めの持てば良いと思う。そもそも、ホテルでは電源とLANポートは同じところについていると思うし。

一応、実寸を測ってみたので、純正は高すぎると思う人は自己責任で別のを使ってみてください。(外径φ3.5mm、内径φ1.1mmだと思う。内径φ1.3mmでは大きいと思うが、そこまで正確に測る術を持っていないので、両方書いてみた。)

とまぁ、懸案のケーブルをまとめて購入してしまったので、持ち歩くケーブルが1種類増えたくらいで目立った欠点はないです。むしろ最強の品。

後はMZK-RP150Nを買うかどうかって話になるけど、これがMZK-MF300Nに勝てる要素としては自分の用法では大きさだけ。速度がどれほど出るのかわからないけど、MZK-MF300Nの完成度が期待以上だったので、今Amazonに注文しているのは再再々度キャンセルが必要かも。大きさもねぇ、移動中はポケットに入れるわけではなく、バッグの中だし、部屋では常時接続だろうから、そこまで重要視する必要もないか。

コンバータモードについては今回は検証できませんでした。プリンタはすでにAirplayでMBAとつながっているからわざわざ直す必要はないし、テレビやPS3はもともと持ってないので。 引っ越してもっと広い家に住んだなら使うときもくるでしょう。

結論:ネットをやる人ならMZK-MF300Nは1台持っておけ。持ってて後悔することはない。

ちなみに、Amazonで買う人はMZK-MF300Nではなく、FFP-PKR01をオススメします。箱が簡素になるだけで300円安くなるなら、安いほうがいいに決まってます。

0 件のコメント:

コメントを投稿