2011年5月15日日曜日

自信と気負い

最近、納得できる仕事ができていない。結果に満足できない。自分の能力に落胆する。

昔はそんなはずじゃなかったのに、もうちょっと頭良かったと思うのに。

そんな負の感情を負うことが多くなった。

でも、よく考えると昔もそうだったんじゃないかな、って。ただ、こういう壁みたいなものにぶち当たらなかっただけで、退化はしていないと思う。もちろん、使わなかった分、キレは悪くなっていると思うけど。

だいたいこうやって自分の頭の悪さを嘆くときは睡眠不足でそもそも頭の回転が悪い時が多いよね。注意深く聞こうにも集中力が足りず、理解ができない。理解出来ていないからまともな返答や質問もできない。

今回は、採用での面談。 学生に質問をして、学生の課題を浮き上がらせてあげなければいけないのに、聞こうにも理解できないから学生が言ったことを質問しているし、質問の回答を深彫りすることもできない。必要最小限の具体化もできない有様。最後には学生に補足説明までされてるし。

さすがにそれはひどいでしょう。と思っても、どうにもならない。となるとさらに焦る。余計に頭が回らない。負のスパイラル。

はぁ。

ちゃんとできたとき、少なくとも自分で納得できたときは、自信持ってやれていたとき。準備をして、努力を重ねて、「本来の実力を発揮すればできる」と思える状態。下手に気負って「やるぞ」とか「うまくやろう」とか思ったりせずに自然体で臨めるとき。

競泳をやっていたときは、そういう環境下でハイパフォーマンスを発揮できた。というか、スペックどおりの結果というべきかな。練習してつけた実力をちゃんと結果として残る感じ。実力自体が上がっている分、ハイパフォーマンスとなるわけだ。

気負って、やってきたこと以上をとか、色気を出したりすると、それがプレッシャーとなり、自分の思考や身体のしなやかさ、柔軟さを殺して、十分な結果が出ない。

今回は、明らかに頭が重くて、それは寝ていないせいなのだけど、理解力が普段の半分とか3分の1に落ちている気がした。その上久々に学生と話すということで、勝手がつかめていなくて不安・心配だった。それでも、次にちゃんと報告できるように、学生のいいところを引き出すんだなんて気負ったものだから、いよいよ追い詰められる。

典型的な、結果が出ないパターン。競泳なら100でベスト+2秒レベル。もう、どん底まで突き落とされて、自分はダメなやつだと貶める感じ。

そもそも、コミュニケーション力、特に相手の話を引き出す系、広げる系の話の組み立てが苦手な自分が、わざわざ不利な環境を作って自爆した、そんな整理。

相手の話に興味を持っていないから、引き出せないんだよとか言われるけど、それはそのとおり。これは直さなければならないところだけど、 今回はそれ以前の問題。

今も頭は重たい。きっとひどい文章でのエントリーだ。でも、今書かないときっとまた同じ過ちを犯して、後悔する。

ちゃんと結果を残したいときは、

◯まず、ちゃんと睡眠をとる。
◯準備(シミュレーション)をする。
◯気負わず、自然体で。

これができれば、自信持って臨めるよね。

2011年4月17日日曜日

さんざん待たされた品が届いたよ。

やっとMZK-MF300Nが届きました。正確には昨日の時点ではすでに手元にあったのだけど、親知らずを処置して、思考回路がギリギリだったので、そっちのブログを書いただけで力尽きてしまった。





では、レビューを書いていきましょう。

まず、開けたときの感想は、予想以上に小さい!です。

最近気づいたことではあるのだけど、ECでの一番の問題点はディスプレーで見たときと、現物とのギャップが意外と大きいこと。特にサイズと色はなかなか一致しにくい。色は、ディスプレー環境によってかなり差異が大きいと思うので、複数のサイトを巡らないとイメージが一致しないかもね。


サイズは寸法で絶対的に提示したり、他のモノと対比して相対的に提示したりするけれど、実際に見てみると違和感が出てしまう。その点一回リアル店舗で見てみるのいいのだけど。このへんにビジネスチャンスがありそう。

で、一応このエントリーでも写真をアップしてみます。まずは鳥瞰図的に。


次は背部。この方向からはメーカーサイトでは絵だけ載っていて写真はなかったのでちょっとは参考になるかな?


そして相対的なサイズ認識のためにまずは、ロディアの11番の上に載っけてみる。この写真だと、横幅は11番よりも若干大きく視えるが、それは遠近法の問題で、実際はほぼいっしょ。縦幅は半分より1cmくらい大きいといったところか。ロディア11番を持っている人は1枚破って半分に折って、そこから2目盛分ずらしてみるといいかもしれない。


そして実際に握ってみる。厚みがあるため、iPhoneを握ったときと周囲の長さは同じくらい。


やっぱ分かりにくいかも…。なんとなく小さいんだよということが伝わればいいけど。

重さは…伝えにくい。ずっしりはしてないけど、中身がスカスカで何も入っていないようには感じない程度。

では、次は使用感。箱を開けたら、本体、取説が何枚かと、DCアダプター、LANケーブルが入っていて、すぐにでも使用できる感じ。早速電源をつないで、LANをつないで、本体裏のシールに記載してあるとおりにSSIDを探し、パスワードを打ってネットにつなごうとする。

エラー。

今度はPINコードを打ってみる。

エラー。

仕方なく、取説をみると暗号キーは別のであることが判明。それも単純なコード。すぐに打って接続する。今度は成功。

11nに対応しているだけあって、早い早い。機能的には満足いくものでした。

続いてすることといったら、この危険な暗号キーを変更することと、初期設定で作られていた2つのSSIDのうち片方を不能にさせること。と思ってルーターに接続しようと思って、今度は取説通りにMacからブラウザのアドレスバーにmf.setupを入れてみたがここでもエラー。

ちゃんと調べてないけど、Macだとルーターがネットにつながった状態だとルーターにアクセスできないのかな?PC時代は普通にできたことができないとちょっと焦る。

ということで、LANだけ本体から引っこ抜いて再接続を試みると、今度はちゃんとつながった。この時点で暗号も変えられたし、SSIDもひとつにできたし、おまけにWPSボタンを不能にさせておいた。いくら出っ張っていないからといっても、不意に押されると不快なのでここは不能にさせておいて、暗号キーはハンドでインプットしたほうがいい。

一旦本機の設定を終えられたので、その後は今後使うであろうガジェット(iPhone、iPad、Eye-Fi)の設定を。Eye-Fiも普通に認識してくれたようだ。これで旅先でも有線LANがあるホテルあらば、デジカメで撮った写真をすぐにFlickrにアップできる。

速度面については自分でさらにiPhoneのアプリ(Speedtest)を使って測ってみた。ちなみに家の環境は光プレミアムでマンションタイプ、プロバイダーはSo-net。

5回測ったら、下りは安定しなかったが、平均10Mb/sは出てた。(最低は5.5Mb/sとかで、最高は14.5Mb/sとか)上りはずっと安定していて0.23Mb/sくらい。ちなみにうちのI-Oのルータで測ると安定感では上回ったけど、速度は若干早いかなといった程度で、大きく変わるものではなかった。(上りってこんなに遅いもんなのかな?ちょっと意外)ちっちゃいけど、ちゃんと仕事ができるコのようで安心しました。

最後に、デメリットの問題。まず1点目の有線LANのポートがない件に付いては、無線がここまで安定しているので、なくてもなんの不便さも感じない。そもそも自分のデジタルガジェットの中で、イーサネットを装備しているものってないんだった(笑)あ、AppleTVはそうだけど、あれは無線でもいけるし、そもそも持ち歩かない。ってことで、解決。

二つ目の電源問題。このガジェットはMicroUSB給電ではなくDCケーブルでの給電。しかもPSPとかで使われている規格ではなく、それよりも小さい特殊な規格。それが唯一の欠点といったところか。

自分としては、どうしてもDCアダプターは持ち歩きたくなかったので、仕方無しに純正のUSB給電ケーブルを購入。価格1000円。本体に対して高すぎるが、規格がわからない以上これを買うしかない。

これを使えばUSB充電器からはもちろんMBAからも給電ができるようになった。ケーブルの長さが35cm位と短い気もするが、その分LANケーブルを長めの持てば良いと思う。そもそも、ホテルでは電源とLANポートは同じところについていると思うし。

一応、実寸を測ってみたので、純正は高すぎると思う人は自己責任で別のを使ってみてください。(外径φ3.5mm、内径φ1.1mmだと思う。内径φ1.3mmでは大きいと思うが、そこまで正確に測る術を持っていないので、両方書いてみた。)

とまぁ、懸案のケーブルをまとめて購入してしまったので、持ち歩くケーブルが1種類増えたくらいで目立った欠点はないです。むしろ最強の品。

後はMZK-RP150Nを買うかどうかって話になるけど、これがMZK-MF300Nに勝てる要素としては自分の用法では大きさだけ。速度がどれほど出るのかわからないけど、MZK-MF300Nの完成度が期待以上だったので、今Amazonに注文しているのは再再々度キャンセルが必要かも。大きさもねぇ、移動中はポケットに入れるわけではなく、バッグの中だし、部屋では常時接続だろうから、そこまで重要視する必要もないか。

コンバータモードについては今回は検証できませんでした。プリンタはすでにAirplayでMBAとつながっているからわざわざ直す必要はないし、テレビやPS3はもともと持ってないので。 引っ越してもっと広い家に住んだなら使うときもくるでしょう。

結論:ネットをやる人ならMZK-MF300Nは1台持っておけ。持ってて後悔することはない。

ちなみに、Amazonで買う人はMZK-MF300Nではなく、FFP-PKR01をオススメします。箱が簡素になるだけで300円安くなるなら、安いほうがいいに決まってます。

2011年4月16日土曜日

一本切除。

親知らずを抜いてきました。あれは抜くというよりも切除のほうがあってると思う。

行ったらすぐに麻酔をされ、さらに待つこと10分。さあ、抜歯の開始。

といっても、作業の内容は一切わからず。抜歯中は鼻と口だけが開いている布を顔にかけられており、どんな器具で歯茎を切り、親知らず割り、歯根を抜き取ったのか全く見えなかった。

麻酔がちゃんと効いてたから、抜歯中は当然痛くもなく、音や振動、臭いくらいしか感覚としては伝わってこなかった。

最初は歯茎を切るために、「サクッ」って音がしたのがわかった。親知らずを抜くのにホントに切開するんだーなんて思ったり。

続いて入ってきた情報は、ウィーンという機械音と歯の焦げた臭い。これで歯を2つ、3つに割って徐々に抜いていくんだなとわかった。

しばらく歯の分解と切った歯の除去が進められていた。体にはずーっと力が入りっぱなしだったのがわかって、やっぱ緊張はしてたのね。って客観的に自分を見てみてちょっと面白かった。

そしていよいよ歯根を引きぬく作業に。ミシミシという音は殆ど聞こえなかったけど、 それ以上に精神的に辛かったのは、親知らずに吹きかけているであろう水の量。あまりにも大量で、かつ吸収も追いついていなくて、水しぶきが顔あたりに飛んで来るのがわかる。喉に水が溜まって呼吸ができなくなって苦しい苦しい。

それでも、案外簡単に抜けたのかな。最後に歯茎の縫い合わせを始める。どうやら縫っている最中に糸の行方がわからなくなったようで、医者と衛生士の二人で空気の吸着を使いながら探している。

まぁここまで来たらちょっとくらい時間がかかってもいいかとほんの少し穏やかな気持ちになった。

気にしていた、口と鼻の開通については、横になっていた抜歯作業中は水も入ることがなくて、大丈夫だったんだなと思ったいた。

 でも、起き上がって口をゆすごうとしたときに異変に気づく。口をつぐんで、口の中の空間を開けたり絞ったりすると何故か鼻から空気が漏れる。鼻をつまんで耳抜きの要領で鼻から息を出そうとすると口から空気が漏れる。

と、いうことは。。。鼻と口がつながった?

口の中をどれだけゆすいでも鼻のほうには水はいっていないみたい。なのでそこまでの大きな穴ではないらしい。でも、空気は抜けてしまうくらいの小さな穴は開いていると。

鼻と口がつながるのは上の親知らずを抜くとたまに起こるらしい。鼻と口は骨で仕切られてはいるけれど、たまに親知らずがその骨の代わりをしている(つまり、栓の役割をはたしている)ことがあって、親知らずを抜いてしまうと穴が開いてしまうという。

でも、鼻と口がつながったからといって別段問題はないみたい。その穴は最終的に歯肉が塞いでくれるようになるらしい。抜いてまだ肉が塞いでいない今の状況下では、蓄膿症みたいに鼻がズルズルする感じはあるけれど、それも1,2週間だけのようだし。

ただ、鼻をかもうとすると、口に空気が逃げて、せっかく穴を塞いでいた血の塊まで取れて回復が遅くなってしまうということでそれだけは注意された。

あと、抜いた歯を見せてもらった。血まみれで、惨劇のようだった。親知らずにしては珍しかったようだけど、歯根が3本ある歯だったらしい。もうちょっとまともな方向に生えていてくれたら、代わりに7番を抜いて親知らずを残す手もあっただろうに。

歯を抜いたら血行がよくなるようなことはやってはいけないということなので、帰りのチャリはゆっくりチンタラ走って寮に向かう。口の中が血でネバネバしてとても気持ち悪いが、痛くてどうしようもないというほどではなく、鈍痛が不快に感じるくらい。

とはいえ、やっぱり疲れちゃたのでそのままご就寝。意外にも爆睡できるものらしく、軽く6時間近く寝てた。

あまりにアホ顔だったのか、寝起きの枕を見たら、赤いシミが。口を開けて寝てたので血液混じりのヨダレが垂れてた。なんか残念。

痛み止めも飲みたいから、夕飯を食べに行くけど、こういう日に限っておかずが酢の物だったり、魚だったり、味噌田楽だったりと、口に刺激が行くようなものばっかりなんだよね。無傷の左側だけでいたわりながらの食事だったので、ストレスはたまるし、思ったほどご飯が食べられないし。イライライライラ。

今後の予定は、明日消毒をしてもらいに行って、1週間後に抜糸。そして右下の親知らずも状況を見つつ抜かないと。あと、今回抜いた上の歯の横の歯は、歯並びが悪かったせいで十分歯磨き出来ていなかったので、虫歯ができていたみたい。これの処置も必要ということで、しばらく歯医者通いが続きそうだね。

2011年4月14日木曜日

結局手を出しちゃった。

ということで、MZK-MF300Nをポチってしまいました。

本当ならFFP-PKR01の方が欲しかったんだけどね。だって汎用パッケージなんていらないよ。梱包は簡単かつ最小限でよし。捨てるのが面倒くさい。

でも、売り切れなので仕方ない。わざわざ高い汎用版を選びました。400円くらい高い。

と、ここまではいい。でも、気に入らないのが2点。しかもこれはAmazonに対して。

1,急に値を下げるな。
Amazonでの販売があと2点ということでポチッたのに、翌日には数量が戻っていて、価格は100円くらい値下げしていた。市場の原理を痛感。というか、ネットでの販売はこれくらい価格の弾力性がないといけないし、簡単にできるのだとわかった一件でした。だからここは仕方ないと思ってる。

2,価格が下がってからしばらくして出荷するデリバリーの悪さ。
出荷した後に価格が下がるなら仕方ない。でも、価格が下がって半日、1日近くたってから、出荷するってどういう事よ?待たすんだったら、価格も下げろよ!震災以後、Amazonのデリバリー能力はすこぶる悪くなった。プライム会員なのにこの待遇。 在庫あるなら即出荷しろと。


Amazonでの注文は間違っても1Clickでは買ってはいけないんだな。これはプライム会員だろうが、一般だろうが同じこと。1Clickだと本当に対応が遅くなる。ビックリするほど。その場で注文を確定するわけではないから、タイムラグが生じる。


あとは、準備ができた順に配送にチェックを付けることも忘れずに。今回は注文当初、在庫がなくて、このオプションを使えなかったことがイライラの原因。
  
Amazonの最大のメリットはデリバリー能力だと思ってる。次にサービスの均一さ。価格は安いが、それが一番の選択の動機にはならない。楽天は、店によるムラが最大の欠点。そのためデリバリーが悪いところが多い。いい店はいいんだけどね

1日早く来てくれることにお金を出しているんだよね。正直なハナシ。でも、九州は本当に不便。埼玉にいた頃は、頼んで翌日届くのが普通だった。すごいときは当日。でも九州は頼んで、2日後が普通。大阪から来るからそれ以上は絶対早くならない。なんか、プライムになっているのがもったいない。


早く福岡に拠点作ってくれないかな。

話は明後日の方角に飛んでしまったので、
MZK-MF300Nのレビューは明日以降に実際に使ってみてから書くことにします。

フリースタイル!

先日購入したポーター フリースタイルのボストンが届きました。

お店の名前の入ったビニール袋に、プチプチとセロファンぽい袋に入っただけの簡単な梱包だったのもあったんだけど、それを差し引いても軽かった!ちょっとびっくり。

袋をビリビリ破いて中身を取り出す。


じゃじゃーん!

結局キャメルにしました。前回の関連エントリーでは色を公表しなかったからね。上の画像の写真ではカラーがいまいち反映されてませんね。

実物はもっと鮮やかで、明るい色です。茶色というよりは、黄色に近く、日本語では黄土色というのが一番あってそう。

開けてすぐは、え?ちょっとちっちゃくない?って思ったけど、実際に試しに中身を詰めてみたら意外と入る。ジーンズ詰めても、まだ8割はスペースが残ってる。ごちゃごちゃに詰め込んでみたけど、夏ならこれだけでいくらでも旅行に行ってられるかも(笑)洗濯するし。冬でもアウターを変えないならば2泊は行けると思うんだよね。

Macも余裕で入るし、生地はかなり丈夫で全く型くずれする気配もないし、(それはコインケースのフリースタイルがちゃんと実証してるし)紐が短いってレビューを散見したけど、真冬に超分厚いアウターを着なければ水泳やっていた自分の肩でも問題ないくらい。

ということでかなり満足の一品。2万くらいするバッグだけど、相応の価値はある。

ただねー、やっぱ懸案は色ですよ。こういう柔らかくて明るい色のバッグって持ったことがないんだよね。明るい色では、レッドかパープルの原色系だけ。

ブラウンにしていれば、しっくりきていたんだろうなって予想はつく。 商品が届いた今も悩むことなく、むしろ使いたい気マンマンだっただろうね。

キャメルは明らかに自分が今まで使ったことない色で、冒険の色。正直、自分にとってどんな色なのか全くイメージがつかない。馴染まない。不安だ。

でも、きっと気にいるんだろうなと思ってる。
というか、そうなると信じこまそうとしている(笑) マインドコントロール。自己暗示。

そもそもスーツの色選びは、悩んで嫌々新しい色に挑戦すると、それにハマってお気に入りになっていたりする。そんな性格。茶系のスーツのときもそうだし、グレーのスーツのときもそう。だから今回もそうなるんだろうな。

今は新品過ぎて、自分のモノになってない感じが嫌なんだろうな。

彼女には、「何着ても合うんだし、今回の色も合うよ。オシャレだしいいと思うよ。」と(まぁ彼女の欲目も多少なりとも入っているはずだと思うけど、)太鼓判を押してくれたわけだし、少なくとも自分よりセンスはあるはずだから、信じてみようと。

ただ、「行動には見合ってないかも。その色持っている人は、ガサツなことしないよ? 」と痛いところを突かれてしまったり。

ま、なるようになるでしょ。

これからは奄美に何持ってくか考えなきゃね。さっきもう一度荷造りしてみて、最大の問題はクロックスの体積だったり(笑)

2011年4月12日火曜日

Amazonの品切れ

震災関係の影響からなんだろうけど、Amazonの品揃えがすこぶる悪い。

特にUSBに関わる製品の在庫の積み上がりが悪い。引っかかったのをあげるとこれ。




うーん。

一番左のは秀逸。これは探してたもの。普通のUSB充電器はポートがいくつあろうが携帯裁縫箱みたいなサイズだったけど、これはちっちゃな立法体。持ち運びを考えるとベストなサイズ。しかもコンセントに突き刺す部分はしまえる。ちゃんと出力は1000mAだし。

 これは品切れを起こすのはわかるけど。真ん中のiPhone用ケーブルは?右のPSP用は?今なくなるのはなんとなく不思議。製造が間に合ってないといっても、軒並みなくなるもんなのか?

これは仮説だけど、今回の震災でUSBの使い勝手の良さをみんなが知ったのではないかと。いままで、充電というとACアダプターが一般的で、出先で電池切れを起こしたら、常に持ち歩いてるACアダプターをどこかのコンセントに突き刺して無断で充電するか、電池式の簡易充電器をコンビニで調達するかしかなかった。

まぁ、Eneloopのモバイルブースターは前からあったけど、殆どの人は認知してなかったはず。知っててもケータイかiPhoneかの限られた用途の充電用にしか使ってなかった。きっと。

でも、震災によって電気の安定供給はなくなり、各自で電源を確保する必要がでた。その時にUSBのブースターを利用すれば他の機器でも充電できるじゃんと気づく人が多く現れた。

何でもかんでも実はUSBで給電できる、そう気づいた人たちは次々と充電器をUSBに変える。すでにiPhone用は1本持っていても、家用と携帯用で2本持つ。

そしてブースターで使いるということはUSB充電器がひとつあればいくつものACアダプターをもつ必要がなくなるわけだから、家での給電方法も変わる。下手にタコ足配線するよりもUSB充電器の方がスペースも、コンセントの穴も節約できるしね。

そういうわけで一気に需要が加速。今の品切れ状態に。

迷惑な話だ。高いのはまだ残ってるけどね。

旅行までには入荷してて欲しい。つか、これまでAmazonでの販売してないじゃん。



参ったね、こりゃ。

出先の無線LAN環境

部屋では、前回のエントリーのようにうまくハマってくれた無線LANの環境。では、今回は外出時の環境を。こちらはまだ解決していなくて、現時点の頭の整理ベースでのエントリーです。小文字は完全に覚書です。

とりあえず今の段階では、外でのネット環境はiPhoneが一手に引き受けてくれているので、大きな問題はなし。SoftBankの電波が悪いことに関しても、九州は人口密度が高くないこともあり、都心ほど不便はない。

iPhoneが便利すぎて、MacBook Air(今後はMBA)を外に持ち出す機会は殆ど無い。iPadは…さらにない。(なんのために買ったのか。Wi-Fi版を買ったので、外では使えないし、ソフトキーボードは使いにくし、フリック入力はできないし、iPadを持ち出すくらいなら、MBAを持っていく。その点を考えてもMBAは11'を買っておけばよかったのかな?)

大画面で見たいときは限られているしね。そういう意味では国内にいる限りはiPhone一つでOK?アプリのアップデート時にWi-Fiが必要になるくらいで、あとはYouTubeも見ないし、高速化は不要説もある。(最悪マックに行ってmobilepointにアクセスすればよい。)海外は…足元で、いく予定ないんだよね。


それでは、エントリーが不完全燃焼を起こすのでもう少し考察。


HDDのデータが吹っ飛びそうになってからというもの、結構データをクラウドに逃がした。Flickrを筆頭にDropbox、SugarSync、ZumoDrive、Gmailなど。そういうデータを引っ張り出したいときはWi-Fiでないと不便。


あと、どうしてもMBAを持って行きたい時。文書作成だけなら、今使ってるAppleのBluetoothキーボードとiPhoneでこと足りるけど、ネットで色々探しものをしたいときはMBAは必須。その時ように環境を整えたい。MBAはイーサネットを使えない分、無線は命。ホテルによっては有線LANの環境しかないので、自由度の確保のためには無線化が必要。

ということで探しました。

まずは、AirExpress。MacAirの一番安いやつ。これはデザイン的にもOK。11nをちゃんと押さえていて、直接コンセントにさせるあたりは最も携帯しやすい形。でも、実物を持ったことはないが、なんとなく重そう。高い。年に数回のためにそこまではできない。家ではI-Oのやつが十分仕事している。残念だけど却下。

続いて有望株。PLANEXの製品。(Amazon版:FFP-PKR01、汎用版:MZK-MF300N)
iPhoneより小さな機械で、ルーターから、アクセスポイント、コンバータまでこなす優れもの。家用もI-Oのルーターにするまではコレにしようか悩んだくらい。小さいくせに11nはちゃんと使える。価格も3000円を切るし、死角はなさそうに見える。

・メリット
11n規格準拠
小さい
安い
使わなくなってもコンバータモードでつぶしが効く

・デメリット
LANポートがないため有線LANが使えない。
電力供給はACアダプター。USBで使いたければ別売のケーブル(約1000円)が必要。

そう、問題点はデメリットの二つ目、ケーブル。MicroUSBではなくDCケーブルのためすごく汎用性がない。しかもDCは5VなのにPSPと同じ規格の径ではないという。使い勝手が悪いこと、コストパフォーマンスが悪いことこの上ない。他の機能がいいだけ残念。




その次は、同じくPLANEXのポータブル無線LANルーター。これはさっきのよりさらに小さい。(MZK-RP150N)こちらは11n規格に完全に対応しているわけではないが、少なくとも理論値で150Mbpsはでる機種らしい。

給電方法もMicroUSBということで、使い勝手もいい。さらにLANポートまでついているということで、最強のポータブル無線LAN。ここまですごければ11nが使えなくても目をつぶるしかない?

ってことでこれが欲しいのだが、未発売。本来なら2月に出るはずなのに、ずーっと先延ばされてる。GWには奄美大島にいくからそれまでに欲しいのに、届かないリスクがあまりにも大きい。

奄美でEye-Fiを使いたい自分としては、SSIDが固定されている無線LANがどうしても必要となるため、危険な橋は渡れない。そもそも、Eye-FiとiPhoneが直接つながればそれに越したことはないけど、それは2011年の後半になるまで使えないみたい。残念。


ということで、これだけを買うわけにはいかない状況。



では、MicroUSBの給電方式のポータブル無線LANはないのか探したら、ありました。

ロジテックのLAN-W150N/RIPB。機能は殆ど、PLANEXのMZK-RP150Nと同じと思っている。アンテナが付くかどうかで、電波の強度が変わるみたいで、付けば20mでつかなければ10m。ホテルの一室で使うだけなら、アンテナ無しで十分でしょう。破損する部品も減るしね。

でも、これ、明らかに消去法なんだよ。

給電方式の点でFFP-PKR01には勝てるけど、速度はでないし、しかも大きい。同じ給電方式のMZK-RP150Nなら明らかにでかい。

今の今で、Amazonに注文すれば手に入るけど、 のちのち絶対使わなくなる。コンバータが使えればそこそこ使えるようになるんだろうけど、そんなこともなく。



悩むわー。

今の時点でMZK-RP150Nが発売されていれば、悩むことなくコレひとつだけ買うんだけど。結局FFP-PKR01にも手を出すんだろうな。今は品切れのようだけど。となるとMZK-MF300Nか。

2011年4月11日月曜日

ポーターのボストン

今週末はずーっとバッグで悩んでた。

いま、手持ちのバッグで、小旅行に向くバッグを持っていない。リュックみたいなのはあるけど、旅行の時に縦型のバッグというのはなかなか使いにくい。下の方にあるモノを取り出すとき、全部チャックを開けて、中身をひっくり返さないといけない。

エジプトのダハブへ行ったときは、ある種のバックパッカーみたいなものだから、両手を空けておきたかったし、 荷物を持っての移動距離がどうしても長くなってしまうので、リュックのほうがよかったけど、国内の小旅行には不便だ。

機内にも持ち込めるタイプのスーツケース(青)も持っているけど、これは都会向き。東京に帰るときとかに使うもので、旅行にはこれまた不便だ。

もともと荷物は多い方で、現地でモノが無いと困るという不安から、なんでも旅先に持っていくような人だったのだけど、ダハブへ最小の荷物で行って以来(あの時も今思えば余計な物をたくさん持って行っていた。)ホントに荷物が減った。普段の通勤ではバッグそのものを持たなくなってしまったし、財布も札はクリップだし、カードは3枚だけで、小銭入れにいれているだけだし、東京への研修も1泊だけなら、薄いブリーフケース一つで解決させてしまうほど。

そんなわけで、2,3日の旅行用のバッグがなかった。いわゆるボストン。あるいはドラムバッグ。

グレゴリーのリュックにもなるドラムっぽいバッグを持っていたので、それに似たノースフェイスのドラムにしようかと思った。↓コレね。


でも気に入った色がなかったのと、やっぱりグレゴリーとかぶるし、用途が限られる気がするから、却下。

やっぱりポーター(笑)

2択でした。スモーキーとフリースタイル。ずーっと悩んだ。きっと10時間は悩んだ。あと1クリックというとこまで進めておいて、ほんとにいいの?とさらに1時間悩んだくらい(笑)

初めにアンテナに引っかかったのはスモーキー。スーツとも普段着ともあいそうじゃない?それにポケットがいっぱいあってよさそうだ。ってことで、かなり惹かれた。ちょっと角張りすぎてる感もあったし、紐が短すぎて肩掛けできそうにない感じもしたけど、落ち着いたタウンユースな感じがよかった。ただ、ゴミがつきやすいとのレビューがあったのが気がかりだった。

そしてフリースタイル。何を隠そう、今使用している小銭入れはフリースタイルのもの。


届いたときはちょっとでかいか?と思ったけど、使ってみると欠点が見当たらなくなる。素材も型くずれしにくい丈夫なもので、汚れも付きにくい。なんとも使い勝手のよい素材だった。この時も、実は葛藤があったのだけど、コレは後述。

すでに実績があったものだから、実感も湧くし、いいなーと。

ここからが悩みの第一ラウンド。

まず、スモーキーとフリースタイルのどっちを取るか。

サイズ、価格はほとんど違いはナシ。(つーか少し高い…いや高い。)サイズはまぁ、2,3日の旅行なら問題ないだろう。ここでは比べられないので、次は重さ。

バッグの自重は実はかなり大事なのではないかと。中に何も入っていないのに、すでに思いとかじゃ、かなり辛い。この時点でフリースタイルは700gでスモーキーは940gくらい。たった240gの差だけど、小さなペットボトル1つ分違うわけで、それは大きな差。

あとは、デザイン。正直どっちもいい。スモーキーはジーパンみたいな素材に、自分が持っていそうなデザイン。(一体どんなだって話だけど。)フリースタイルも色によっては持っていそう。特に黒とか。

ここで、かなりの時間をかけて悩んでいたけど、最終的には、フリースタイルを選択。

汚れに強そう、雨に強そう、埃がつかなそう、学生っぽくない、などなど。正直主観です(笑)自分を納得させるために言い訳してる。まぁ、↓の写真を見るとたしかに学生鞄ぽいな。でも外側のポケットの豊富さと、チャック付きのポケットとかどれも正直捨てがたかった。

泣く泣く諦めました。


残るはフリースタイル。でも、ここからが本当の悩みどころ。

そう、色をどれにするか。ちなみに財布の時は、スーツ時の使用も考えて、無難に黒にした。この時もキャメルやチョコ(ブラウン)とも悩んだけど、黒の無難さには勝てなかった。

白はもちろん初めから検討してない。だって汚れるもん。

ということで黒、チョコ、キャメルの3択。ちなみにお店は東西南北屋さんかGalleriaさんのいずれかを使う気でした。前回の財布はGalleria。今回は東西南北屋はチョコが品切れで、キャメルを選びたければGalleriaになることに。

どちらのお店もレビューが多くてとても参考になった。ビジネスならたいてい黒、たまにチョコ。旅行とか普段使いなら、チョコかキャメルを選択する人が多い印象を受けた。

自分の用途を考える。旅行用がメインであることは確か。ではビジネス時は?その時はスーツケースと薄いブリーフケースになるはず。まぁ、スーツにキャメルでもオシャレさんならアリなのか。

問題は帰省時。長期滞在になるから荷物は多いのでスーツケース。でもそれだけで足りなかったらこのバッグを使うはず。その時青いスーツケースとフリースタイルのカラーは合うのか?黒はOK、チョコはギリ、キャメルは補色に近いのであわない気がする。そもそもSpeedoのリュックを使う気もするんだけどね。

では、バッグ単体でイメージを考える。

黒はつまらない。それにコレも学生が持っていそう。なんとなく。ツヤっている分だけ黒は安く見える気がした。欲しい気持ちが少し減る。ビジネスではベストなんだけどな。今回の目的からは外れちゃう。

チョコは、ホントにベスト。何着てても合うと思うし、自分の格好に持たせてみたとき一番イメージしやすい。ホントに一番自分が持っていそうなカラーだ。スーツを着ていてもこの色なら無難に使えるはずだ。

キャメルは…攻めだね。正直、自分がコレを持っているところは想像できない。何を着れば合うのだろうか。ジーンズにスニーカー、たまにジャケット。うーん。今のスニーカーはお決まりのK-Swissだけど、カラーはブラウン。まあ、おかしくはないのか。でもねー、明るいんだよ、このキャメルは。店でちょろっと見た時も明るくて目立ってた。

という考察をした上での判断は、黒はないということ。チョコかキャメルの2択。やっぱ東西南北屋で売れ筋のチョコかな。でも、ここでキャメルに挑戦したい、って気持ちとでグルグルする。

こうこうしているうちに、東西南北屋のキャメルも売り切れ!えー。この2色が売れ筋なんだと。(もともと黒を多く入荷させてる可能性も捨てがたいけど。)みんなコレで悩むんだと。

ここで決めよう。その気持だけが焦る。

財布の時と目的は違えど、悩んでいることは同じ。今回は普段や旅行用。ということで、キャメルに挑戦しよう。Galleriaで購入手続きに入った。

最後の1クリック。頭をよぎる不安。これでいいのか。オレにキャメルは合うのか。使わなくなるんじゃないのか。チョコにしよう。それが無難だ。でも、このチャンスを逃すと…。

ということで、googleで「ポーター フリースタイル」の画像検索をする。いっぱい表示されるフリースタイルのバッグ。そしてキャメルとチョコの使用感。

あぁ、オレにはチョコが似あってる。そう思った。

彼女に最後の確認をする。 そして購入手続きに戻った。


どのカラーを選んだのかは、商品が届いてから報告しよう。きっと水曜には来ているはずだ。

2011年4月10日日曜日

部屋の無線LAN環境

ネット漬けの毎日。Macだけではなく(着たばっかりの時はPCだったけど)、iPad、iPhone、AppleTV、プリンタなどなどすでにネット回線がなければ生活が成り立たないほどまでになっている自分の部屋。

当初はWiMAXでなんとかなると思ってネット回線なんて開通させる気は全くなかったのだけど、案外割安に開通できることを知って心変わり。今となってはそれがなければ、ここまでネットやデジタル家電に傾倒することはなかっただろう。

今のネット環境は、家にいるときはNTT西日本の光回線を使って、下記のI-O DATA製の無線LANを使用している。



このWN-GDN/R3の選びにもなかなか苦労があったわけだ。もともとはiPhone4を買ったときについてきたFONルーターを使用していた。FONも無料でSoftBankがくれた割には高性能で、IEEE802.11nが使えたり、有線LANも使えたり、一部屋では十分すぎるほどの電波強度と速度を誇っていた。

でも、FONであるが故に、どうしてもフリーライダー問題が生じてしまう。ここが自宅のような一軒家なら、そこまで問題はないのだろうが、いかんせんここは集合住宅。使おうと思えばなんとでもなる環境。そこまで回線が重いと感じることはなかったものの、セキュリティの観点から、常に誰かがいるかも知れない環境は嫌だった。

そこで、いろいろ探し始めたけど、なかなかコストパフォーマンスに見合う製品って少ない。AppleのAirExpressなどのAirMac製品を検討するも、割高すぎる。最後までAirPlayには正直惹かれたものの、コストには合わないと判断。それにAppleTVがある今ではニーズはほぼなし。AirExpressとかは(別のエントリーで書こうと思うが、)出先で使えるとも考えていたんだけど、そろそろ新しいのが出る気がして避けた感じ。結果としては今の組み合わせで悪くはなかった。

あとは、デバイスサーバー(ETG-DS/US-HS)を使いたくて、有線LAN環境も確保しておきたかったから無線だけってのも却下。(今となってはクラムシェルでMacの置き場は固定化されたから、デバイスサーバー自体のニーズが低くなっちゃったんだけど。そういう意味ではデスクトップ買っておけばよかった。)AppleTVの安定化のために有線LANを使用しているので、無意味なこだわりではなかった。



結局いつかはAirMac買うかもしれない、だから今は安いので済ませようと言う事で、選び出したのが、I-O DATA製のWN-GDN/R3。縦型にも横型にもできること、有線LANが4つも使えること、もちろん無線は11n規格が使えること。それなのに3000円ちょっとで買える。すごい時代になったものだ。

実際に使ってみると、デザイン性もいいし、回線が切断されることもなく、ハイスピードなネット生活が確立された。正直壊れるまで買い換える必要性はないと思う。どっちかというとMacBook AirからMac Miniに買い換えたいくらい。

にしても、WN-GDN/R3は親機なんだけど、それに対応する子機は何故かその倍の価格で売られているという。よく分からないな。

次のエントリーでは出先の無線LAN環境について書こうか。

2011年4月9日土曜日

ポーターのウエストバッグ 〜復活〜

前回のエントリーの続き

キズモノになったバッグをどうやって彼女に報告すべきか悩んだ。すごく大切にしていたのにこんな状態になってしまっては、悲しむだろうし、怒るだろう。

もう一個買って、わからないようにしようかとも考えたけど、それは彼女が買ってくれたバッグではなくなってしまうから、それも嫌だった。

結局正直に話したら、ちょっと不満そうだったけど、無事でよかったと言ってくれた。

個人的にも、あんな事故を起こしておいて、無傷だったのは本当にこのバッグのおかげだろうと思った。このバッグが守ってくれたのだろうと。

バッグのキズの程度は、擦り傷が切り傷のようになった状態で、何本も入っていたけど、大きな穴は空いていなかった。さすが軍用。強度はバツグンと見える。

ということで、普段使いも不可能なレベルではなかった。唯一貫通するほど深いキズが一箇所あって、そこからホズレて広がったら嫌だなと思い、裏からパッチを当てて軽くふさいだだけで、ほかは機能的には問題なし。

ただ、バッグの表面のキズということで、とても目立った。初めは軍用のバッグみたいなもんだし、使い込んでい感じもするからいいよね!って自分に言い聞かして使ってた。自分のだってすぐわかるし。悪くないと思えたし、それ以上にバッグを使いたかったから、普通に使ってた。

社会人になって、そのサイズのバッグのニーズや頻度が下がってしまい、別のバッグ(SPEEDO製)を使用している間は押入れに入れておいた。

久々に使おっかなーと思って引っ張り出してショックを受けた。擦り傷のところから飛び出ている繊維が、他の繊維を巻き込み毛玉を作って、白いラインが目立つようになった。

なんかもうショックで、見るのも痛々しくて、すぐに戻してしまった。

でも、使いたかったんだよ。だから解決策を模索した。ポーター、つまり吉田カバンはバッグの品質や、デザイン性、ラインナップの豊富さで最近は脚光を浴びているが、実は魅力はそれだけではなかった。

アフターケアのレベルは、さすが一流の日本企業と言わざるを得ない。ポーターであれば、引きとって直してくれるという。ファスナーやマジックテープ、取っ手などの経年劣化を起こすところだけではなく、様々なところも直してくれる。

驚いたのはポーターのラベル部分。ここも擦り切れていたら取り替えてくれるようだが、ネットで情報を集めてみると、そこだけ交換するだけで、3000円取られるらしい。まあ、ブランドロゴだし、ポーターのポーターたる所以みたいなところだから、別料金なのは分かるけど、それはちょっと!という感じ。

この素晴らしいアフターケアに期待をかけて、店を探す。小倉の魚町にあった。近い。とりあえず持ち込んでみることにした。

いざ持ち込んでみようと決意してみると、本当に治るのか?という疑問は尽きなくなる。だって、バッグ外側のポケットの生地の全面張替えって修理と言えるのか?買ったほうが安いですねって言われるんじゃないだろうか。そこいらの電気機器のように。

実際、持ち込んだ店の人も言っていた。これは買い替えも視野に入れてくださいねって。とりあえずメーカーに送ってみて見積もってもらいましょうって話だったので、お願いしてみた。それが3月13日。

期待と不安を抱えながら、待つこと数日。3月16日の夕方に電話がかかってきた。ラベルを含むポケットの張替えだし、(本体表面積の30%近くを占めてるくらいだし)1万はかかると思ってたから、1万円以下でやってもらえるなら即決しようと思ってた。ところがお店が提示してきた額は7035円。思わず聞き返した。ホントらしい。

1ヶ月以上の納期を覚悟してくださいと言われたけど、そんなことは問題にならない。キレイになるなら待ちますって。

納期の連絡が来たのがつい先日。最初の土曜日ということで、行ってきた。まず、店の人が自分の顔を覚えていたことに驚く。まぁ、あれだけすごい修理を依頼すれば覚えているか。すぐにバッグを出してもらった。

遠目でもわかるくらい、ポケットが艶やかだった。本当に自分のか?って不安になるくらいだったけど、よくみるとファスナーにつけたつまみや、側面や底面に若干残る傷跡はまさに自分のバッグ。コストミニマムでやってくれたようだ。というか、むしろ残しておいてくれてよかった。だって、キズが全部なくなったら忘れちゃうかもしれないしね。

ポケットだけじゃなくて、ポーターのラベル部分まで直ってるみたい。 ほんとに7000円でいいのか逆に不安(笑)



こんな神対応をしてくれると、次もポーターでって思っちゃうよね。(ボストン的なバッグが欲しいから、探そうと思う。でも、高いなぁ。。。)

幸せが戻ってきた。そんな春の初め。

ポーターのウエストバッグ 〜キズモノ〜

学生時代はまともなバッグを持っておらず、それこそ安い変なバッグを使ってみたり、アリーナのエナメルを使ってみたり、でかかったり、小さかったりで、今思い返してみれば何をメインで使用していたかもハッキリと思い出せない状態。

大学に行ったり、部活に行ったり、バイトに行ったりと規則的で淡々と日々を過ごしていくだけであれば、そんなバッグだけでよかったのだろうけど、ちょっとでかけたり、 荷物があるときはどれも帯に短し襷に長しのモノしかなく、毎回困ってたのは覚えてる。

特に、電子機器のバッテリーを気にするようになってからというものは、荷物がひとつ増えて、どこに収納するかが大問題だった。冬ならコートやその他結構服を着こむから、必然的にポケットも増えて、案外解決するものだけど、薄着の夏とかはどうしようもない。

まずは形を考えることに。リュックやトートだとお手軽さにかけるため外れた。肩掛けは当時よく使う種類のバッグで複数持っていたこともあり、 そこまで欲しいとも思わなかった。ポシェットはサイズ選びが大変だし外すとかっこ悪くなりそうだったのでナシ。ウエストバッグなら両手も空くし、長くすれば肩掛けにもできるしということで、結局ウエストバッグを探すことに。

今度はメーカーやデザインを模索していたら、なぜかポーターに行き着いた。ポーターといったら同期がよく使ってたため、テロテロのナイロン製の生地しか思いつかなくて、はじめは丈夫なのかなぁと疑問に思っていたものだけど、ちゃんと探してみると、がっちりとした作りの商品もある。

それが、 ポーターのヒートシリーズだ。軍用のジャケットにも使用されている生地で、しっかりと作りこまれている。しなやかさはないけれど、これならどこにでも持っていけそうな洗練さがある。


マルイかどこかのバッグ売り場で、まさに一目惚れだった。サイズは2タイプあったけど、当時は荷物が多い人で、迷わず大きい方を選んだ。持ち歩くモノの数が劇的に減った今から見ても、このサイズ選びで間違いはなかったと思う。 行こうと思えば、このバッグ一つで1泊旅行位はできるだろう。

どうしても欲しくなったそのバッグは、なんと24歳の誕生日のプレゼントとして彼女が買ってくれた。本当に欲しい物を、もらって本当に嬉しい人から送ってもらえた幸せ。毎日使っていた。

ヒートシリーズということで、デリケートに扱うより、ダイナミックに使用したほうがいい。ちょっとくらいのキズはむしろ勲章で、逆に愛着が湧くんじゃないかと思う。明らかにキズモノでない限りは。。。



それは、使い始めて一年も経たない冬の終わりに、いつものようにバッグを背負って、原チャリに乗った。

またいで足で蹴りつつ、小さな段差を越えたときいつもより沈んだ気はした。だけどその時はそこまで気にせずアクセルを捻った。

少し走ったとき、後輪がヌルッと滑る感じがした。変だなと思いながらもそのまま走る。

直線の道路に出て、一気にアクセルを開こうとしたその時に、後輪が大きく滑り、制御が効かなくなった。

結構なスピードで走っていたから、まずはブレーキをかけようとするも、かけたとたん車体が大きく揺れて、逆に危険だと感じてブレーキを離す。

とはいえ、減速しなければ危険なので、足をベタ擦りさせて減速を試みるも、さっきのブレーキのせいで車体はブレてなかなか安定しない。

ついに後輪が右に滑って、車体が左に倒れた。

まずは左足を逃がして、原付の上に登った。サーフィンしてるみたいになっていたと思う。それでも体もバランスを崩していたので、背中を擦ってしまった。

やっと車体が止まった。周りを確認する。奇跡的に車はいなかった。もし来てたら大事故につながっていたに違いない。

次に、体に異常がないか確認。こちらも奇跡的に無傷。あんな事故を起こしてなんで無傷でいられるのか、ちょっと笑みがこぼれた。ただまぁジーンズの裾は道路と擦れたせいで少し破れていた。

そして事故原因の究明。結果は後輪のタイヤの脱輪。空気が緩くなってて加速とともに脱輪してしまったようだ。

一旦、落ち着いて周りを見回す。そうだ!バッグは?と思い、背中のバッグを前に回す。

唖然とした。

バッグの表面に切り傷がたくさん入っていた。事故の衝撃よりも、一番大切なモノにキズが入ったことがショックで仕方なかった。

2011年4月6日水曜日

スケジュール管理不足

また、失敗した。

同じ失敗を何度しただろうかって話。

それはスケジュール管理能力と、納期厳守能力の欠如。

【今回の失敗】
工期の短い業務依頼

【詳細】
実績流し用の諸元を部門に依頼。本来であれば流しがある前月までに依頼しておくべき仕事を、今月にずれ込んだだけではなく、実質工期はあと3日しかない。(まぁ土日はあるがないものとして考えるべき。)今回は実績ということで諸元を作り込むわけではなく、すでにあるデータをまとめるだけだとは思うが、本当に業務負荷が高くないのかどうかは定かではない。さらに今回は担当が代わっており、できれば前の担当に頼んでおきたかったことを考えると、明らかに遅かったと言わざるを得ない。自分の業務負荷が高くなることを承知でギリギリの納期で依頼したが、十分とはいえない。

【原因】
・前広なスケジュール確認ができていなかった。
⇛業務の復習が足りなかった。(前回の業務を覚えていなかった)
⇛週間や月間のスケジュール立案ができていなかった。(今回のように月またぎの時は対応できるのか。そもそも頭に浮かばなかった業務は対応できないのではないか)
⇛業務を指示してくれる人がいなかった。(一人で業務ができている=自立しているわけではない。今後の業務はむしろこういう業務のほうが多くなる)
 ⇛今回の件については、「何もなかったっけ?」疑問になった事はあったが、その場でチェックやメモを忘れて、業務そのものを忘れてしまった。(引っかかっていれば回避できた)

【対策】
・半月ごと(毎月15日、月末)にそこから一ヶ月間の業務設計をする。
⇛スケジュールはカレンダーに記載し、記載したものに対しTo Doを設定。
⇛業務依頼についてはできるだけその場でメールを送る。
(依頼するには早過ぎる場合は、スケジュールに折り込み通知ができるように。)
⇛メールにフラグを打って備忘録としない。やるのであれば、スケジュールを組んでメールを添付する。(こちらのほうが目立つ)
⇛業務依頼だけは別途マニュアルを組んで分かりやすくする。

【具体案】
・手帳のカレンダーを使用。はがしやすいシール(あるいはポスト・イットにタイトルだけでも書いておく。期日が決まっているものはその日付のところに。期日はないがやっておくべきことは外枠に貼り付ける。
 ・狭いスペースなので、タイトルと開始日だけを記載。
・カレンダー上にあるものは業務が片付いていないものだけにしておく。(混ざると終わったか、終わってないかが判断できなくなる。)。
・完了したら、完了ページに貼り付けなおす。完了日とともにしておくとなお良い。(自分の即席を簡易的に示すことができる。)

【総括】
業務設計ができていれば、このように焦ることはなかった。焦ることで別のところにしわ寄せがいき、それがさらなるミスを引き起こす。

もう後がないのでしっかり管理していこう。

2011年4月2日土曜日

親知らず

2011年の目標として親知らずの処理を掲げていた。

今の口の中の状態はというと、4本すべて親知らずは残っているけど、最終的に処置が必要になるであろう親知らずは残り3本。というのも、左上の親知らずは必要な歯として残されたから。

どうやら親知らずの生え方(生える方向)がとても抜きにくくなっているようで、そこまでのリスクを負うくらいなら、親知らずの状態も悪くないことだし、 一本手前の(いわゆる7番)を抜いて、代わりに親知らずを残しましょうという話になった。

その先生の判断は素晴らしく、たしかに他の歯と比べて斜めってはいるけど、立派な歯がはえている。でも、その時に他の歯については放置してしまったので、今となって苦労することになった。


目標を立てたとはいえ、やっぱり機会がないといかないもの。今回は歯に何か詰まっている気がする、それに歯を磨いて口をゆすぐとしみるって事で、かなり顔を出している右の親知らずを処理しようと歯医者へ駆け込んだ。

こっちにきて歯医者の良し悪しもわからないから、ネットで調べてすぐ予約して、飛び込んでみる。

その前日に職場で抜くだろうことを話していたら、痛いよー、ミシミシ音がするよー、顔がプクーっと膨れるよー、痛くて何もする気にならないよー、やめたほうがいいんじゃないか なんて脅されてたけど、そんなハズはなかろうと気楽に臨む。


今回選んだ歯医者は外観はきれい。内装もきれい。待合室は若干狭いと感じるけど、処置室もきれい。悪くなさそうだ。

予約の時間丁度に行ったら、結構待合室には患者がいて、結局30分くらい待たされた。

呼ばれて横になって、先生が歯を見た。

「(曇った表情で)これ、だいぶ前から痛かったでしょう?」

ああ、これは手遅れなのかと瞬時に判断。でもその後続いた言葉は「初診でいらっしゃっていきなりこういうのもどうかと思うけど、これは抜くしかありませんね」

いやいやいや、こちらは抜くしか選択肢がないと思って来ているので、構わないんですけど!

とにかくレントゲンを撮ってみましょう。ということで、レントゲン室に入る。普通に生活してても、こうやってガンマ線浴びてるよなぁなんて考えてみた。

現像されたレントゲンを見て、先生の判断は。

「この歯はうちでは抜けません。もっと大きなところじゃないと道具が手に入らないので、紹介状を書きたいと思います。」

その瞬間、???で頭がいっぱいになる。

「この歯なんですけど、抜くと、口と鼻がつながる可能性があります。口から水を飲むと花から出ます。でも縫い合わせれば問題ありません。ただ、1〜2週間は蓄膿症のように鼻水がじゅるじゅる出ます。」

完全に呆気にとられた顔をしてたことだろう。鼻と口がつながるって。。。上は比較的に楽だと聞いていたのに話が違う。

後になってレントゲンをしっかり見せてもらうと、親知らずは手前の7番に完全に引っかかり、このまま伸ばしても生えることはなく、むしろ他の歯を圧迫し続ける。7番までは歯根もはっきり写し出されているけど、親知らずは歯根と顎の境界が見えず、普通に抜くと確かに鼻と口がつながる話もなくはないような気がする。

うーん。ここまで重症だったとは。

抜くことはできないとわかった以上は、口の中の環境を少しでも良くするために、貯まっていた歯石取りをすることに。とりあえずは、上の歯。来週に下の歯の歯石をとって、紹介状を書いてくれるとのこと。

抜くことは避けられないとして、前回同様に親知らずを残して、7番を抜くという判断はできないのかな?うーん、逆に悩みや不安が大きくなったよ。本当だったら、今頃は痛みに耐えて、悶えていたはずなのに。まさか、先延ばしにされるとは。

とりあえず、今回はこのへんにして、後日報告することに。

2011年3月30日水曜日

つか、ことえりの日本語力はハンパない!

文章を作っててなんか変だな、なんか変だなってずっと思ってたら、原因は日本語入力システムの問題だった。

最初にMacを設定したときにはことえり(Macの標準日本語入力システム)を切ってGoogle日本語にしたはずなのに、いつの間にか両方が選択されてた。

何が不便かって多すぎて思い出せない。とりあえずは、

・数字を打ち込んで変換させると、全角がデフォルトで、選択しないと半角を選べなこと。
・ひらがなモードで始めにShift押しながらアルファベットを打つと大文字になるが、その後に違うキーを押すとカタカナ入力で表示される。
・ユーザ辞書が使いにくい。何を登録したかの一覧を簡単に見られない。
・文字を入力していっても予想変換が下に表示されないので、早めに変換ができない。
・変換予測が出てきたとしても、アホみたいにデカデカと表示されるのでウザい。
・とにかく変換がおかしい。

あげればキリがない。なんだこのシステムは。Windowsの入力システムも大概だったけど、Macもそれと十分争えるね。

両方選択していると、ことえりに引っ張られてしまうのね。さすが標準。でもこんなシステムは百害あって一利なし。ホントにGoogle先生サマサマです。



【ついでに】

Macのデフォルトのキーボードの設定では、普通のファンクションキーを使いたいときはFnキーを押しながらにしないといけない。この設定がホントにうざかった。

かなモードの時に適当に文字を入力して、あとで半角アルファベットに変えたい時にF10を押したり、全角カナにしたい時にF7を押す人なので、この時にいちいち2つのキーを押さないといけないことが不便でならなかった。あとはブラウザの更新の時のF5だったり、エクセルで数式の中身を見るF2とか、こちらも上げればキリがない。

ディスプレーの明るさや、音量、音楽の再生よりも、だんぜん使うと思うのになんでかなー。と思っていたけど、探したら設定できるじゃん。

 「システム環境設定」の「キーボード」で「F1、F2などのすべてのキーを標準のファンクションキーとして使用」にチェック。

これで解決。たまには設定を見直すことが大事だと再認識される2件でした。

Gmailの通知


備忘録として。

いわゆるガラケーの最大のメリットはメールのプッシュ通知だと思う。ほぼタイムラグなしで通知してくれるこのサービスはずっと当たり前な気がしていたけど、PCのメールを使うようになってそうじゃないことを知る。

そこまで即レスが必要なメールも少ないが、来てると知らずに返信が遅れることは申し訳ないと思うし、 精神衛生もよくない。

iPhoneではプッシュの仕方は知ってた。でも、電池の減りがめちゃくちゃ早くなるので避けていた。でもMacだったらそこまで電池を気にすることもないし、会社のOutlookでメールが来るとポップアップしてくれるサービスがあまりにも使い勝手がいいので、どうにかならないものかと考えていた。

そもそもMacにはGrowlという通知系のアプリがあるみたい。まずはそれと組み合わせてなんとかならないかと考えたけど、ヨサゲなアプリは見つからない。Twitterに関しては夜フクロウがベストマッチしてくれて、広い画面を活用して常に表示させておくことにした。

メールはどうしようか。

ちょっと検索したら二つ出てきた。

ひとつはGoogleNotifierというGoogleオリジナルのアプリ。メールだけじゃなく、スケジュールまでポップアップしてくれる。
http://toolbar.google.com/gmail-helper/notifier_mac.html

最初は、これはすごい!と思ったけど、 更新が遅いことに気づく。どうやらデフォルトでは20分間隔で自動更新するらしい。設定で変えたくてもその設定画面が見つからない。

ちょっと調べてみると、command+optionを押しながら、Preferencesを押すと下記のような画面がでてきて更新時間を設定できるようになるとのこと。

 

まず、Keyの所にAutocheckIntervalと打ち、下のValueには1(分)以上の数字を入れる。
(なぜかコピペができないからハンドインプットが必要)
試しに1以下の数字を入れて実験したけど、ムダだったみたい。

その後GoogleNotifierを再起動すればOK!

 これの他には、Notifyというアプリもある。こちらは有料版も公開されてるけど、普通に使用するぶんにはフリーで全然問題なし。
 http://vibealicious.com/apps/notify/

 
比較をすると、安定性という意味ではどちらも変わらない気がする。どちらも更新の最小単位が1分なので、どうしてもラグは生じてしまう。GoogleNotifierの方が早く反映されることもあるし、Notifyが即反映することもある。なので選ぶとしたら別の要素か。

まず、GoogleNotifierのメリットはカレンダーも通知ができること。そして未読メールがある時は未読数を数字付きで表示してくれるところはNotifyも変わらないのだけど、GoogleNotifierはGmailアイコンが赤くなって表示されるので目立つ。(Notifyは本の一部が青くなる)これはポップアップに気づかなかったときにはかなり使える機能。

一方のNotifyはこのアプリ単体でメールの送信・受信・管理ができること。GoogleNotifierの方は、わざわざメールアプリかブラウザを起動させなければならず、ちょいと不便。(もちろんMacを起動している限りはだいたいブラウザは起動されているものだけど。)有料版ではさらに機能が使えるが、そこまではいまのところ必要ないかな。

しばらくはアイコンが目立つGoogleNotifierの方を使うつもり。使っていればそのうち求めているものが変わるかもしれないしね。

さて、勉強

予算のピークが終わったこともあり、月末で残業時間も残り少なくなったこともありで、上司に早く帰れとせかされる。そんで仕事の帰りが早くなった最近は、勉強を再開しようと意気込んで帰ってはみるけれど、あまりにも眠すぎてイスに座ったまま寝てしまう。

ふー、意味ない意味ない。

ニトリの2万のイスは座り心地がよすぎるのが問題だな。それまでは1000円もしないような折りたたみイスや、腰掛けのないパイプイスなど、イスといえないような代物を使っていたから、すぐ腰が痛くなって布団に転がり込んで、ジ・エンドみたいなことが多かったけど、これはこれで問題なのか。

業務もないわけではないんだよね。むしろ今までにないような、わりかし創造的な仕事をさせてもらえるようになった。創造的といっても、ただの資料作りだけど、今後の業務でずっと使われていくだろうシステムを構築していくわけだし、さらに新商品ということで、収益性とコストの関係もフォローしていくことができるので、経理としてはかなり営業に近い業務になる。

実はこういう業務を求めてたんじゃないのかな?って思う。どうなんだろう。

3月も終盤に入り、あと何日もしないで4月、つまり社会人2年目だ。あっという間だったな。ちゃんと成長できたのだろうか?

ここのところをちょっと考えてみようかな。

2011年3月29日火曜日

らくさーつ!!

きたー!

落札できちゃった。

見つけたときには終了4時間前で600円とかだった。とにかく最高入札者になっておこうと思ってとりあえず1000円突っ込んでみたらいきなり弾かれた。次は2000円。それも弾かれかなり焦った。

ここで勝負をかける意味でも一気に4000円を入札。そしたら3100円でストップ。やっとトップに立てた。

狙ってる人は少なくとも2人はいることがわかってたから、4000円でも少し不安で、さらに積み増して自分が有料会員にならなくても入札できる最高額である4900円まで保険として再入札しておいた。

結果としては、これが決定打だったようだ。

4000円の入札をしてきた人もいたし、4500円もいた。ジリジリ迫られてくるようで変な緊張感に襲われた。これ以上値は上がって欲しくないし、5000円以上打つてもない。

ただただ祈るばかり。

ついに4900円の入札をしてきた人が現れた!

うっわ、どうしよう?これってオレがまだ最高入札者なの?という疑問も生まれたが、システム上地位は確保されるらしい。ホントに先手を打っておいて正解だった。

あとは5000円以上の入札がないことを待つばかり。

一応、こちらも増額されたときに対応できるように、彼女から有料会員のアカウントを借りてスタンバイ。

15分。

ホントに長かった。

最後の1分で一気にたたみかけてくるんじゃないかとか、4900円の入札者も実は有料会員になっていて、さらに上を狙ってくるんじゃないかとか、前回のように出品者が取り下げるんじゃないかとか、もう邪推じゃないかってくらい不安で、更新ばかり押してた。

結果的には誰もこれ以上の値をつけることはなく、無事最高入札者として認められたようだ。

安心した。

これから出品者から連絡が来ると思うけど、ちゃんと対応できるだろうか。。。

商品はちゃんとしたものなんだろうか?

不安は尽きないけど、とりあえずは、勝ち取ってやったぜ!

2011年3月28日月曜日

オークション

今、人生で3度目のネットオークションを格闘中。

狙いはデジカメの防水ハウジング。自分が持ってるデジカメはもう型が古くてハウジングなんてもうどこにも売ってない。

お店や、ECで新品探してもなくて、中古でもなくて、最後の頼みの綱であるネットオークションを探してた。

オークション初体験はいつだったか。とにかくケータイの白ロムだったことは確か。いくらで落としたかまでは覚えていないけど、結構高額で落としてしまった記憶がある。譲れなくなってしまったというべきか。

2回目はつい先日。そのときはハウジングだけじゃなく、本体までついていて、バッテリーの充電器までついてた、何ともすごい案件。なのに全然価格が上がらなくて、おぉ、これは!と思ってたら、出品者が取り下げてしまった。

3回目の今回は、ハウジングだけ。だけど、新品らしい。前回欲しかったセットもなぜかこのタイミングで出品させてるけど、締め切りまで後4日もあるし、また直前に取り下げられてもイライラが募るだけなので、今回はハウジングだけに狙いを絞った。

でも、不利だよな。

なんせ、こっちは初めてだから、評価はもちろんゼロ。出品者からみたら不安の残る入札者だろう。それに、有料会員じゃないから、5000円以上の入札ができない。

いくらレアもので、ずっと欲しかったものとはいえ、5000円以上出す価値があるのかどうか、有料会員になってまで入札すべきかどうかはとっても悩みどころ。

期限まであと2時間。どうやら落札を狙っている人が他にも一人いるみたいで、どこであきらめてくれるのか、すっごく気になるところ。

あきらめてくれー
あきらめてくれー

オレはもうこれ以上あげられないし、あげたくない。そして出品者よ、

取り下げないでくれー
取り下げないでくれー

さて、どうなるのか?!

予算原価報告

今日の午後はリーダーに予算の原価を報告することになっていた。

前回の報告のときは、それはそれはものの見事に玉砕した。「前提がおかしい」、「お前のいってることに対する資料がないから、判断できない」、「矛盾してて、何を言っているか輪からない」とさんざんにいわれて、最後には「何を報告したいのか、伝わらない」とまでいわれた。

今思えば、いわれても仕方ないようなレベルの報告だったけど、その当時は悔しくて悔しくて、報告が終わってから自分の机で本気で泣いてしまい、こりゃまずいと落ち着くまでトイレに逃げ込んだ。

とても苦い思い出だけど、これがあるからかなり進歩したんだと思う。

それまではただの資料作成マシーンにすぎなかったが、自分の業務を見つめ直し、情報を集約してわかりやすく伝えることが自分の役目と理解した。悔し涙を流したあの日から新たに決意して変わろうとした。

今回は、分析の資料の作り方を既存のフォーマットから自分の説明しやすいデータに多少リバイズし、大きな費用の変動だけではなく、構成差によってコストが大きく変動していることもわかるような資料を作った。また、自分が説明する内容を裏付けるデータは、バウチャーレベルの簡単な資料でもいいから提出するようにした。

その結果、今回は納得してもらえたようだ!

ただ、時間的な制約があったため、かなり早口でしゃべってしまったことは課題で、それは上司にも注意されたけど、内容自体のダメ出しはなかったので、今回はリベンジ成功といえると思う。

あぁ、ちゃんと成長しているんだなって自分自身で確認できたのが本当によかった。今度の課題は、異動により新しく代わった担当部門のマネージャーとの関係を固めて、二人三脚で収益を確保できるような体制を築いていくことなんだろう。

不安もあるけど、ちょっと楽しみかもしれない。

ダメだ。

全く眠れる気がしない。

日曜日の夜はいつもそう。疲れてないからなのか、寝たくないからなのか、月曜が嫌で少しでも日曜の時間を長く取りたいのか。

うーん…ツラい。

今回は変な時間に寝てしまったのが余計によくなかった。

たのむ。寝かせてくれー!

2011年3月27日日曜日

何かしよう

仕事以外の時間を有効に利用できていないよなと思う。週に2日も休みがあって具体的に何をしたかとかわからない。生産性がゼロとはさすがにヤバいのではなかろうか。

もともと何かをするよりは、何もしないこと・浪費することに価値を見いだすような性格故に、計画的な休日や自分の時間の使い方を考えたところで幸せは得られないのではないか。

でも、時間の濃度を考えざるを得なくなってしまったのも事実。というのも、ふとしたことで、 同期の手取り給与を知ってしまったから。おそらく倍近く違った。これは焦った。

新入社員だから、給与単価という点ではかわらないはず。ということはこの金額差は残業時間差といえる。当社の残業代はフルペイではない。この時点で抗議をしたいところだけど、残業時間を控除できるのも限度があるようで、それを超えた部分について残業代が支払われるシステム。

自分も9月のようにアホみたく会社に縛られていたときはそれこそ、アホみたく給料をもらった。でもそれは今は昔。最近はクレジットの支払いにおびえ、貯金を崩すところまで迫られてしまっている。まぁ後先考えず使い過ぎなんだけど。

同期はどれくらい働いているのか?自分も仕事があれば働きたい。でも、今渡されている仕事の量・質を考えると、潤うほど残業代をもらうくらい会社に残ることは正直リスクだ。

となると、早く帰れる分だけ何かを生産しなきゃ割にあわない。そう、残業代以上の生産を。

選択肢は3つ。
1,趣味
2,自己研鑽
3,副業

収入を増やしたいなら副業がベストなのはわかってるけど、一番取っ付きにくいのも事実。
趣味を増やすのはいいけど、これ以上収支のバランスを崩したくはない。
残るは自己研鑽。。。

やった方がいいものはわかってる。
簿記もそうだし、英語もそう。ステップアップを図りたいなら税理士や公認会計士、社労士もありか。あとは転職をにらんで受験勉強とかしてみますか?

個人的に興味がある分野で金がかからないのはPC・インターネットの世界。コンピュータ言語を覚えるとか、実際にアプリを実装してみるとかはかなり面白いと思うんだ。

いずれにしても、やんなきゃ何も生まないんですけど。
大嫌いな計画を立ててみますか。

2011年2月27日日曜日

簿記試験

今日は簿記2級の試験を受けてきました。過去には申し込みだけしておいて、試験に行かないとか乱暴なこともしましたが、今回は職場の若手全員が任意で受けることになっていたので敵前逃亡できるわけもなく、受けにだけは行ってきました。

任意とはいえ半ば公式的に勉強できるので、業務を早めに切り上げる口実もできたのですが、実際のところは早く帰っても勉強できなかった。いや、しなかった。自室の投資を行っていて、各種アイテムが揃っていくので、その対応に時間を割いていたのは確かだけど、それ以上にブラウジングやマンガなど、楽な方、楽な方へと逃げてしまう。

こうやって与えられたチャンスは一つひとつモノにしていくことで、ちゃんと結果を残すヤツだと認められて、さらに大きなチャンスを与えてくれることはわかってる。現在のように大きな会社に入っても絶対的に安全というわけではなく、むしろ世界をまたにかけているような大企業はグローバルの中で戦っていかざるを得なく、その分リスクが大きくなることも分かっている。これから大きな変化を迎えようという世界において、大切なのは肩書きやブランドでもなければ、貯金でもない。純粋な個人としての実力であることも分かっている。

でも、できないんだな。

受験前に通して2回問題を解いている。そもそもたった2回しかやっていないのが致命的だけど、その2回のテストの点は30点前後。そんな点数を知ってもちゃんと勉強しようと思わないなんて。



初めて簿記の試験を受けてみて、案外簡単だと思った。とはいえ、(実感からして)合格点には遠く及ばないのだけど、それは必要な知識がなかった(勉強しなかった)からだ。試験の性格上、落とすための試験ではなく、受からせるための試験なんだろう。過去問に忠実に沿って出題されているし、出されやすい問題も変わらない。

大学受験の時はそもそも出題範囲が広かったし、傾向も変化しやすい。そして受かる人数があらかじめ定められていて、その枠に入れなければどんだけ点数が良くても入れない。競争社会の縮図みたいな試験で、問題も相当に難しい。

正直もったいないと思う。やればできる試験で落ちるなんて。少なくとも過去問をひと通りやっていたら受かっていただろう。(もちろん2級相当の知識があるとは言えないんだろうが)試験が終わった今では、難しかったなではなくて、なんで勉強しなかったかなっていう後悔しかない。

試験に向けてちゃんと勉強したと言えるのは、若手で集まって勉強会を開いた2回だけで、それ以外は一切勉強してなかった。3級の勉強をちょっとしていたし、業務内容からして工業簿記でアドバンテージがあるものの、2回で半分くらいの点が取れる試験。。。情けなくなる。



今までもそうだけど、どうしたら目的を達成するために行動できるだろうか。

みんなと勉強会を開く。
ひとりだけではないから、途中でやめることはできない。わからなかったら相談もできるし、飽きてきても周りが勉強しているところを見て刺激を受けられる。ただし、みんなの都合もあるから簡単には集まれないのが欠点。

あらかじめ予定を入れる。
予定を入れて時間を確保し、その時間で必ず勉強すると自分に約束する。

制限時間を設ける。
だらだらやると、やる気も効率も落ちる。模試や過去問を時間を決めて解いている時と、問題集やテキストをはじめから潰していくのでは進捗状況が明らかに変わる。到達目標を立てるよりも、時限式のほうが自分にはあっている。

問題を解く。
問題に答えるというのは勉強をする上で最も重要なことだと思う。答えるために知識を集め、考え、ロジックを組み立てる。逆に言えば、すごい成果を出したければ、すごい問題を作り上げることが必要。それに資格試験では過去問は宝の山。ここからほとんど問題が出る。

とにかく手をつける。
簿記なら1題、ブログなら1段落、本なら1ページ先へ進める。全く何もやらないよりは先に進めるし、スタートのハードルを下げてやることで、とっかかりやすい。一度始められれば、波に乗って続くかもしれない。

何をやるかを考えさせない。
自分が何もやらないときは、何をやるかわからないはもちろん、いくつか選択肢があって、どれにするかやろうとする直前に悩んでいるとき。優先順位をつけて、ハードルをひとつ越えるまでは一切変更しないことが必要。

次はない。
今度やればいい、は封印する。



やっぱり行動する人が結果を残すようになっているんだよね。才能云々は行動を起こした人の中では議論される余地があるかもしれないが、同じ土俵に立たないのではいくら才能があっても意味はなし。

次の試験は6月。担当に変更がなければ時期的にも最高な条件下で試験が受けられるハズ。鉄は熱いうちに打つしかないんだよね。

まとめはまた今度の機会に。

2011年2月13日日曜日

スノボ @九重

昨日は大分の九重森林公園スキー場へスノボに行ってきた。

ざっと思い返しても6年ぶり。浪人の時は行ってないからきっとあってる。6年ぶり3回目と周りには言ったけど、意味合いとしては正しくはなくて、むしろそういう表現は卑怯かも。なぜなら高校の時の2回はそれぞれ泊りがけで行ったので3日分に当たるから。つまり6年ぶり7回目に相当するんだよね。

なんでこんなことを書くかというと、思ったよりうまく滑れたから。もっと転けるかと思ったけど、そんなんでもなかった。体で覚えたことは忘れないというのは本当らしい。

九重の天気は最低。行きの段階から雪がすごくて高速ではホワイトアウトでほとんど前が見えないし、一般道に降りてからはいきなりスリップするし。正直言って運転しなくてよかった。

スキー場も雪と風が強かった。頂上では真っ白な景色に、-11℃の超極寒で、風が吹けば雪が針のように刺さる。リフトが3つしかないスキー場のくせに6000円もリフト代はするし(あとで1000円返ってくるけど)、狭いし、一番低いところは傾斜なくて滑らないし。トータルの感想は苦労した割に満足感が少ない。

ただ1点よかったのは上述したとおり、うまく滑れたこと。もちろん爆発(注:激しく転けること)はしたけど、最後の方には感覚を掴んで体のバランスを保てるようになった。

水泳とは異なる体重移動をするけど、基本は同じ。案外体を倒して体重を預けてしまうほうがうまくいくこともわかった。今回は視界が悪く、スピード感が薄れていたのも良かったのかも。転けたときの恐怖を感じてスピードを下手に殺そうとすると逆にこけてしまうことが多かったので、思い切りよく攻められたのがよかった。

次回がいつになるのか定かではないけど、今度は広くてもうちょっと上級コースが多いところで滑りたい。広島あたりがいいらしいけど。

続きは後で考えるとして。

2011年2月11日金曜日

モノから得られる幸せ

年々モノから得られる幸せが減っている気がする。

裕福な家庭ではなかったから子どもの頃は、誕生日かクリスマスかしか欲しいものを買ってもらえなかった。だから欲しい物を買ってもらえる誕生日やクリスマスの1ヶ月以上前から欲しい物を探して、カタログを集めたり、広告を切り取ったり、もらったら何に使ってどう遊ぶかを寝ても覚めても考えていた。

欲しい物をもらったら嬉しくて嬉しくて片時も肌身離さず持っていて、寝るときは枕元に置いて寝て、親にからかわれたことも多々あった。ひどい時には風呂にも持っていった気がする。それくらい熱狂的に欲しがり、手に入れるまで気持ちを高め、得られたときに幸せに浸る。

その一方で大事にしていたものが、壊れたり、なくなったりしたときは必死になって探したし、諦めきれなくて泣いて親に迷惑をかけた。

子どもの時はモノにいろんな感情を抱いていた。

今はどうだろう。手に入れて感情がひどく揺さぶられることはめったにない。なくなったときは焦ることもあるけど、それはモノそのものに対してではなくそのモノの内側にある情報や価値だったりする。

ここ数年で手に入れて興奮したものはいくつもない。一瞬「おー!」と思っても長く続かない。学生時代には手も出なかったような価格のモノもたくさん手に入れてきたけれど、持ってて幸せだと感じられたものは少ない。最近だとiPhoneくらいだろうか。

Apple製品ではiPhone以外にも、iPod touchやiPad、MacBook Airなど手に入れたけど、どれも強烈に幸せって思えてないかも。たしかにMacBook Airなんかは初めて起動したときのデモ映像があまりにも衝撃的で、Apple仲間に入ることを歓迎されていると感じられてわくわくした。でも長く続かなかった。

社会人になり、自由なお金を得て好きなモノを買う。ECが普及して外に買いに行かなくても手に入る。一般消費財なら24時間いつでも手に入る。

大量生産・大量消費の時代で似たものが多く存在し、次から次へと新しいモノが売られている。売る側はその新しいものをこれまでのモノにはないいいモノとして魅力的な宣伝を打ち、私たちにアピールしてくる。それに釣られてすぐに飛びつく。

本当に必要なのか精査もせずに、なんか便利そう、とりあえずあったらいいかもと思えるモノで、経済的にも負担がなさそうなら即決で購入する。でも実際に買ってみるとイメージと違ったり、他にいいものが見つかって心移りしたりして、買ったものに愛着がわかない。

こんなことでモノから幸せなんて感じられるはずがない。
満たされた欲望は、ただの購入欲か、所有欲に過ぎない。

ある程度社会から認知され、ある程度評価があり、ある程度欲しがる人が多いモノを購入できること。実際に所有して周りの人に知ってもらうこと。自分で見出した価値ではなく、人の評価によって自分の幸せの量を計っているから感動も薄い。

もちろん別にモノから幸せを得ることがいいわけではない。モノは道具であると割りきって買う人もいるだろうし、モノはステータスの媒介だと思ってもいいし、モノを購入することで幸せを得てもいいし、モノを所有することで幸せを得てもいい。

大切なのは自分が欲している幸せはなんなのか。

精神論みたいだけど、ここを通らずしてこの問題は避けて通れないと思うんだよね。幸せってなんなのかって考えると難しくて頭痛くなるけど、何をしていると幸せって思えたのか考えてみるといいのかな。

このブログを書いて思い出したのは、子どもの時に教えられた父親の言葉。
「欲しい物があったら3ヶ月我慢しなさい。3ヶ月我慢してそれでも欲しかったら買ってあげる」
子どもの頃は3ヶ月なんて長くて待ってられるか!って思ってなんてわからず屋で厳しい親なんだって憤ったものだけど、今ならその大切さもわかる。

3ヶ月想い続けられるってことは、本当にそれが欲しいから。じっくりと吟味して、他の似たようなモノと比較して、自分がそれを使っているところをイメージして、それでも欲しいという気持ちが残ったら、それはモノも気持ちも本物だということがわかる。気持ちを熟成させないでモノを得ても、嬉しさは感じないし、モノも大事にしないから、結局ムダなお金を使うだけになる。それを父は戒めていたんだと思う。

ここ数年で購入したもののうち、そんな思いをして手に入れたモノはあっただろうか。勝手に運命と決めつけて衝動買いしたものが部屋には溢れている。なんて安い運命。

簡単に手に入れても、いいことばかりではない。本当に欲しいモノを手に入れよう。



続きは後で考えるとして。