2011年4月2日土曜日

親知らず

2011年の目標として親知らずの処理を掲げていた。

今の口の中の状態はというと、4本すべて親知らずは残っているけど、最終的に処置が必要になるであろう親知らずは残り3本。というのも、左上の親知らずは必要な歯として残されたから。

どうやら親知らずの生え方(生える方向)がとても抜きにくくなっているようで、そこまでのリスクを負うくらいなら、親知らずの状態も悪くないことだし、 一本手前の(いわゆる7番)を抜いて、代わりに親知らずを残しましょうという話になった。

その先生の判断は素晴らしく、たしかに他の歯と比べて斜めってはいるけど、立派な歯がはえている。でも、その時に他の歯については放置してしまったので、今となって苦労することになった。


目標を立てたとはいえ、やっぱり機会がないといかないもの。今回は歯に何か詰まっている気がする、それに歯を磨いて口をゆすぐとしみるって事で、かなり顔を出している右の親知らずを処理しようと歯医者へ駆け込んだ。

こっちにきて歯医者の良し悪しもわからないから、ネットで調べてすぐ予約して、飛び込んでみる。

その前日に職場で抜くだろうことを話していたら、痛いよー、ミシミシ音がするよー、顔がプクーっと膨れるよー、痛くて何もする気にならないよー、やめたほうがいいんじゃないか なんて脅されてたけど、そんなハズはなかろうと気楽に臨む。


今回選んだ歯医者は外観はきれい。内装もきれい。待合室は若干狭いと感じるけど、処置室もきれい。悪くなさそうだ。

予約の時間丁度に行ったら、結構待合室には患者がいて、結局30分くらい待たされた。

呼ばれて横になって、先生が歯を見た。

「(曇った表情で)これ、だいぶ前から痛かったでしょう?」

ああ、これは手遅れなのかと瞬時に判断。でもその後続いた言葉は「初診でいらっしゃっていきなりこういうのもどうかと思うけど、これは抜くしかありませんね」

いやいやいや、こちらは抜くしか選択肢がないと思って来ているので、構わないんですけど!

とにかくレントゲンを撮ってみましょう。ということで、レントゲン室に入る。普通に生活してても、こうやってガンマ線浴びてるよなぁなんて考えてみた。

現像されたレントゲンを見て、先生の判断は。

「この歯はうちでは抜けません。もっと大きなところじゃないと道具が手に入らないので、紹介状を書きたいと思います。」

その瞬間、???で頭がいっぱいになる。

「この歯なんですけど、抜くと、口と鼻がつながる可能性があります。口から水を飲むと花から出ます。でも縫い合わせれば問題ありません。ただ、1〜2週間は蓄膿症のように鼻水がじゅるじゅる出ます。」

完全に呆気にとられた顔をしてたことだろう。鼻と口がつながるって。。。上は比較的に楽だと聞いていたのに話が違う。

後になってレントゲンをしっかり見せてもらうと、親知らずは手前の7番に完全に引っかかり、このまま伸ばしても生えることはなく、むしろ他の歯を圧迫し続ける。7番までは歯根もはっきり写し出されているけど、親知らずは歯根と顎の境界が見えず、普通に抜くと確かに鼻と口がつながる話もなくはないような気がする。

うーん。ここまで重症だったとは。

抜くことはできないとわかった以上は、口の中の環境を少しでも良くするために、貯まっていた歯石取りをすることに。とりあえずは、上の歯。来週に下の歯の歯石をとって、紹介状を書いてくれるとのこと。

抜くことは避けられないとして、前回同様に親知らずを残して、7番を抜くという判断はできないのかな?うーん、逆に悩みや不安が大きくなったよ。本当だったら、今頃は痛みに耐えて、悶えていたはずなのに。まさか、先延ばしにされるとは。

とりあえず、今回はこのへんにして、後日報告することに。

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